作品を早く作りたい。
コツを知りたい。
こんな悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- 技能試験時間内に作品を完成させたい方
- 作業のコツを知りたい方
- どこに気をつけたらいいか知りたい方
- 本記事の内容
・爆速で完成した作品の作り方
・経験者たちが、不合格になった原因とは?
・実技練習の心得
- 本記事の信頼性
- 2022年6月受験 第二種電気工事士 合格
- 2022年10月受験 第一種電気工事士 合格
- 2023年6月受験 2級電気工事施工管理技術検定 1次検定 合格
私は、2種,1種電気工事士・電気工事施工管理技士の知識はゼロからスタートしました。
すべて独学で勉強して、学科も技能も一発合格しています。
今回は、第二種電気工事士・第一種電気工事士技能試験(実技)に独学で一発合格した練習方法と作品の作り方やコツを前編と後編に分けてご紹介している【後編】になります。
【後編】では、技能試験を爆速で完成させた作品の作り方やコツ、経験者でさえも不合格になってしまった原因もお伝えしていきます。
前編をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ
→ 【前編】技能試験に『一発合格する方法』教えます|第二種・第一種電気工事士実技対策
この方法は、ストリッパーすら握ったことがなかった素人の私が独学で勉強し、第二種・第一種とも試験時間の半分の時間で作品を完成させ、合格を勝ち取った方法です。
この方法で技能試験を合格しましょうね!
よかったら、参考にしてください。
では、いきましょう。
技能対策:爆速で完成した作品の作り方とは?
第二種も第一種も制限時間の半分で完成した作品の作り方をご紹介します。
この方法が自分にとっては一番やりやすかったので、よかったら参考にしてください。
- 複線図を描く(目安5分以内)
- 高圧部分を先にやる(※第一種のみ)
- アウトレットボックスを施工する
- ケーブル類の材料をすべて切る
- すべての材料の外装被覆と絶縁被覆を剥ぎ取る
- 器具の結線はランプレセプタクルから始める
- アウトレットボックスに入れて仕上げる
①複線図を描く(目安5分以内)
複線図に時間をかけると、作品作りに時間をかけられません。
目安は5分以内で描き終わるようにしましょう。
②高圧部分を先にやる(※第一種のみ)
第一種のみです。
第二種は③に進んでください。
高圧部分は先に作っておくと、低圧部分の作業がやり易くなります。
パーツが少ないですし、間違いやすい箇所もそんなにないはずです。
高圧部分を作り終えたら、次の作業に邪魔にならないように置いておきましょう。
③アウトレットボックスを施工する
ゴムブッシングに十字の切り込みを電工ナイフで入れます。
ニッパーで行う方法もあるので、どっちがいいかは自分で試してみてください。
切り込みが終わったら電工ナイフは、ほぼ使いません。
使わない工具は工具入れに入れておきましょう。
作業机には、
余計な工具は置かない
アウトレットボックスにゴムブッシングを入れたら、アウトレットボックスは、しばらく触らないので邪魔にならない場所に置いておきましょう。
④ケーブル類の材料をすべて切る
多くの作業動画では、器具を結線するたびにケーブルを切ってると思いますが、私の場合は
ケーブル類を先にすべて切ります
複線図を見ながら、必要な長さに切っていけば、長さを間違えることもないです。
私は、ホーザンVVFストリッパー(P-958)を使って、ジャンジャン切っていきましたよ!
⑤すべての材料の外装被覆と絶縁被覆を剥ぎ取る
ケーブル類を切り終えたら、すべての材料の外装被覆と絶縁被覆を剥ぎ取ります。
切ったケーブルを外装→絶縁、反対側の端を外装→絶縁、、こんな感じでやっていきます。
ストリッパーはずっと持ってて、もう片方の手でケーブルを動かす、新しいケーブルに替えるなどの作業をしていきます。(伝わってるかな?)
私は、フジ矢のVA線ストリッパーを使って、一気に剥ぎ取っていきました!
→ 【超時短】電気工事士技能試験『爆速で完成』できる神工具|VAケーブルストリッパー
VA線ストリッパーを使えば、2心も3心も確認いらずで剥ぎ取れるので、サクサク進めることができますよ。
このVA線ストリッパーは、マジで早い!
そして楽!
⑥器具の結線はランプレセプタクルなど輪づくりがあるものから始める
器具の結線は、ランプレセプタクルからなど輪づくりがあるもの始めた方がいいです。
輪づくりは慌てるとうまくできないので、時間に余裕があるうちに取り組んだ方が正解です。
欠陥にならないようにキレイに作りましょう。
輪作りに関しては、
ペンチとVVFストリッパーを使ったやり方が、キレイ且つ正確にできます
詳しくは、こちらに掲載されていますので、よかったら参考にしてください。
残りの器具に関しては、お好みの順番でOKですよ。
⑦アウトレットボックスに入れて仕上げる
複線図を見ながら、仕上げに入りましょう。
第一種の方は、高圧部分も一緒に仕上げましょう
技能対策:作品を爆速で仕上げるコツは?
輪作りがキレイにできるようにする
輪作りが上手くできないと、そこに時間がかかってしまいます。
キレイにねじ止めできるように練習をしておきましょう!
輪が小さすぎてねじ止めが出来なかったり、ねじ止めから大きくはみ出して欠陥にならないようにしてくださいね。
工具を持ち替えを最小限にする
作業の最大のポイントは、
無駄な動きをしないこと
工具を何回も持ち替えると作業時間が大幅に伸びてしまうので、工具を持ち替えるのは最小限にしましょう。
最小限にすることによって、2種も1種も早く作品を作ることができますよ。
VA線ストリッパーを使う
もっと早く作品を作るには、VA線ストリッパーを使いましょう。
VA線ストリッパーを使えば、試験時間の半分で完成することができます。
『時間に間に合わなかった』なんてことには、なりません。
2種も1種も時間内に出来てない人、試験会場に結構いましたよ。
時間に間に合わないのは、本当にもったいないですからね。
実技練習の心得とは?
複線図は何回も描く
技能試験に確実に合格したいなら、複線図はしつこいくらい何回も描きましょう。
しつこいくらいが丁度いいです
せっかく学科試験に合格して、あと一歩のところまで来ているのに、技能試験に落ちたらもったいないですよね?
試験日までに、複線図・作品作りがスムーズにできるように練習をしておきましょう。
技能試験をなめない
特に経験者の方は、基本作業が出来てしまっているので、気が緩みがちです。
経験者でも技能試験に不合格になった方が、私の知人でも複数いますので、しっかりと練習しておきましょう。
技能試験になめてかかると、落ちます
経験者たちが、不合格になった原因とは?
ちなみに、経験者たちが技能試験で不合格になった原因は、何だったと思いますか?
原因は様々なんですが、、
- 結線箇所を間違えた
- 器具の配置変更されていて出来なかった
- 時間に間に合わなかった
こんな感じですね。
当ブログの前編と後編を読んでいただいた方は、もう対策はバッチリですよね?
上記の原因に対して、すべてアドバイスしています。
まだ読んでいない方は、前編も読んでおいてくださいね。
まとめ:初心者でも独学で技能試験に合格できる
今回は前編・後編に分けて第二種電気工事士・第一種電気工事士技能試験に「一発合格する方法」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
初心者でも実技の練習をすれば、独学で一発合格も出来ます。
私が合格してるので、皆さんも合格できますよ!
経験者も、気を緩めずに頑張ってくださいね。
不合格になるのが、本当にもったいないなと思っています。
『あともう少し練習すれば、合格できるのに。』って、いつも思います。
皆さんには、一発合格して欲しい。
そう思って自分の体験を基に、ブログを始めました。
当ブログでは、電気工事士を受験する方を応援しています。
読者の方から、喜びの報告が頂けるように有益な記事を書いていきたいと思っています。
一緒に頑張りましょう。
少しでもお役に立てれば幸いです。
第二種、第一種を受験される皆さん、合格できるよう応援しています!
まだ前編を読んでいない方は、今すぐ読んでくださいね。
→ 【前編】技能試験に『一発合格する方法』教えます|第二種・第一種電気工事士実技対策
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【前編】技能試験に『一発合格する方法』教えます|第二種・第一種電気工事士実技対策
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